実家でゆっくり過ごした感想を書こうと思う。
過ごしなれた環境は私の肌に合っていて、短いながら落ち着いた時間を過ごすことができた。
そんな中でも時々、もの悲しさ、不安や焦りなどを感じることがあった。
ちなみに一人の生活では話し相手もおらずそういった感情と一緒にいることが常態化していたこともあり、実家に戻るだけでこうも違うのかと新たに気づくことができた。
しかしそれは、うつ状態が回復しつつある今だから感じることのできる安らぎであると思う。
というのも、休職初期のころは誰にも会いたくないと言ってアパートに引きこもり、実家に戻ってもいまいちくつろぐことができず直ぐ帰るといった調子だったからだ。
今これだけ落ち着いていられることがとても嬉しい。
落ち着きを取り戻す中で、私の考えを笑わずに聞いて意見をくれた母親の存在が大きい。
同じことを友人、カウンセラーや同僚に話したなら、その日からかなり変な奴として扱われると容易に想像できる内容だったからだ。
ここに内容までは書かないが、思い切って話してよかったと思っている。
実家が心休まる場所になった今、実家に戻るという選択肢が私の中に生まれたわけだが、今戻ると頼りすぎてしまいそうなのでグッと堪える。
すぐそう判断するのは、学生生活の中で自分で考えて決めるという経験が少なかったことにある。
今実家に戻ったら、また家族に対する甘えが大きくなってしまう。今こそ自分で決めて行動するいい機会なのだ。
一人で抱え込むわけではなく、家族や周りの力を借りながら判断できたらいいのではないかと思っている。
すぐに決められる頭がないので少し時間はかかるだろうが焦らず行こう。