今感じる幸せとその生活にたどり着くまでの道のり

 

気付いたことがある

 

私が昔思い描いていた幸せは、正社員で仕事をして、お金を稼いで、一人で立派に裕福に暮らしていくことだった

だが今は違う

少しの気に入ったものに囲まれ、近場のカフェや図書館で本を読み、散歩をすること

これが今、幸せと思えること

私は今日まで幸せを忘れ、金を稼ぐことに躍起になり、精神をすり減らしてばかりいた

自分が心地よいと思える環境を忘れていた

 

今後の生活について楽しく考える一方で、現実には避けて通れない事柄が待ち受けている

今勤めている企業を退職するには、一旦職場復帰せねばならない

そして休職前と同じ100%の勤務に戻ったところでようやく退職という選択肢が生まれるらしい

面倒な規則だ

企業側の意見としては、うつ状態のときは正常な判断を下せないということであったが、何をもって正常と言い切るのか

私の中だけで生まれる様々な考えについて、なぜ第三者が正しいとか正しくないとか判断するのか

おおよそ統計が云々と言い出すのだろう

まあ仕方ないことだ

復帰しないと退職させてもらえないのならそうする他ない

復帰のことを考えるのは顔が歪むくらい嫌だが仕方ない、仕方ないことだ