与えられた役割を演じるということ

 

 

個人の考えの幅広さが違えば違うほど、集団の中では幅広い考えの持ち主が思い悩む。

特に本質を理解できるかできないかというところで、本質が理解ができていれば、与えられた権利・自分の立ち位置・自分の性格に照らし合わせて適切な言動を選択することができる。そこにいる大勢がそれをできていれば誰も多く悩むことはないが、実際そうはいかない。

理解せず、考えず、ただ言われたことをするだけの人が溢れているからおかしなことになる。

また上の立場にある人も、与えられた役割を履き違えてしまえば全体をおかしくしてしまう。それに気づかず自分の考えを押し付ける人がいて、結果物事の辻褄が合わなくなっているのにそれに気づかない。それでも悪いのはいつだって下の人。思い通りに動かない下の人。上の人は羨ましいな。それで完結できてしまうんだから。