もう何もしなくていいんじゃないかと思い始めている。

人間と関わるのはもう嫌だ。質素に生きていくだけでいいんじゃないか。

人間と関わっても一人質素に生きていくのもぼーーーっとし続けることに変わりはないけど、少なくとも対人ストレスがなくなるわけだから急に泣き出すことも訳もなく辛くなることもなくなるような気がしている。

 

長い休みに入ったが、毎日必要最低限のことをこなすだけになりそうだ。

行きたい場所があるわけもなく、予定もなく、楽しみもなく、ただ淡々と過ごす一日を繰り返しやがて休みが明ける。

これこそ最高の幸せじゃないか。これに気付くのが定年退職した後だったらよかったのに。そうしたらその前までは、働き続けることをただそれとして受け入れ、退職後の新しい気付きとして一日の静けさを受け入れ長々と生きていけばいいんだから。

でも今知った私はどうしたらいい。これから何十年先まで今よりずっと幸せな過ごし方があることを知ったままで、正反対の生活を毎日毎日続けることができるだろうか。

環境は整い続ける。それこそが人間の幸福につながり、その幸せこそが何より優先されるべき事項であると信じて疑わない人が大勢いるから。

そう思っていなくとも易い方に流れていくのが人間。私も一緒だね。最低。