私は何がしたいのだろうか。
寿命という限られた時間の中で何を成したいのか、成したくないのか、頭が完全に動きを止めているのが自分でもわかる…考えろと急かしもしない。
日記にこれを書いているというのは、今の状態を終わらせたいと思う気持ちが少なからず自分の中に存在しているせいだろうか。
私はよい暮らしをしたい。
私の思うよりよいとは、自然の中で心穏やかに暮らすこと。
人間は嫌いだ。あれは自分さえよければ他は目に入らない勝手な生き方をする動物だ。
そんな私も同じ人間で、今だって人間の作った便利な箱の中で暮らす自分勝手な存在だ。
これまでにいろいろと考えた。日記にも書いた。
自分は何がしたいのか。何をすべきなのか。
必ず障害となるのは人間だった。
進んで悪意を口にする輩。品性など持ち合わせておらず中身は空洞に近いというのに、上っ面だけきれいに塗り重ね取り繕うことは一人前。
他人を貶め自分という存在を主張する。
その主張が行き過ぎない限り周囲はその存在を良しとする。
それでいいものか。
なぜ平然と組み込まれて良しとする。
時代に変革を。組み込まれながら変革を成し遂げるという考えもあったが、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきた。
これで考えるのをやめるつもりはないが、なんというか、いつも日記を書き終える頃になるとひどく疲れる。今日も例外ではない。このまま部屋にこもっていると鬱屈とした気持ちになるだろう。
天気も良いことだし、今日は先延ばしにしていた用事を一つ終わらせてしまおうか。