安心して眠れる場所が欲しい

 

5年ぶりに実家で寝泊まりしているが、思うことは家を出たときと変わらない。

安心して眠れる場所が欲しい。

 

祖父母は母屋の一階、私と母はその二階、父親は別棟で眠っているが、夜中に起こる祖母の奇行や嫌な記憶のフラッシュバックで、私は未だ眠れずにいる。

祖母の奇行というのは、夜中に起き出して、あちこちのサッシを開け閉めしたり、ドスドスと歩き回ったり、部屋に戻ったと思ったら歌い出したりと様々だ。その程度があまりにひどいと、母が父を召喚する。

すると父は大声で祖母を叱責する。

祖母は大声で反論する。

父が大声で叱責する。

祖母が…

父が…

しばらくそのループだ。

 

起こることは仕方のないことかもしれないが、対応ってそれであってる?と思わずにはいられない。これを口に出したところで、父の標的が私に向くだけで何も解決しないことはよくわかっている。どうしようもないのだ。

 

ところで私がなぜ実家に戻ったかというと、次の引っ越し先に行くまでの宿泊先として使わせてもらうためだ。ありがたいですね。後悔していますが。

 

今日は祖母の奇行止まりですが、そこから私は嫌なことばかり思い出して眠れずにいる。思考がとまらない。コンビニにでも行きたい気分だが、それ以降起こるかもしれない面倒な事態を思い浮かべその突拍子のなさを自覚しながらも、この家なら十分起こる…それなら私が我慢すればいいこと!という結論に行きつき動けずにいる。馬鹿馬鹿しい?