心の平穏を少し取り戻した話

 

私は今、2回目のアパート暮らしをしている。(アパート→アパートへ引っ越した)

引っ越し先は地元のすぐ近く。

 

一度仕事をやめて心置きなく休みたかったので引っ越しを決意したわけだけど、これが私には大正解だった。前のアパートに住んでいるときは、(借家ではあるけれど)自分の家なのに他人の家にいるような緊張感があり気が休まらなかった。

近場のスーパーに通ってもカフェに行っても書店に行っても落ち着かなくて、そのもやもやを話せる人もいなかった。そうして生活を続けていくうちに、1年足らず心身ともに限界を迎え仕事をやめることになった。

1つ目のアパートは”通勤に便利”を第一条件に決めた場所だったので、仕事をやめることになり、そこに住み続ける必要がなくなったため引っ越した。

 

2回目のアパート暮らしが始まってすぐのころは前と同じように気が休まらなかったけど、1か月もすれば地元の感覚を取り戻してのんびりできるようになった。

引っ越し後の手続きのために出歩いたり、散歩をしたり、実家へ帰ったりしたことがよかったのかもしれない。久々に学生時代の友達に会ってゆっくり話が出来たのも大きいと思う。

 

そうして私は今穏やかな生活をしている。(他人と会うのが極端に苦手ではあるけど)

環境が整い気持ちが落ち着いたおかげか、次にやりたいことを考えるようになった。

 

引っ越して自分を立て直すことができたのは、少ないけど貯蓄があったから。もちろんそれだけじゃないんだけど、まずは苦しくても頑張った過去の自分に感謝だ。

 

これからは静かで落ち着いた暮らしがしたい。