落ち着かない時間の話

 

インターホンの音が怖くて何をしていても落ち着かない。

予期せぬ来客も怖いけれど、時間指定で赤の他人が来る宅配が特に怖い。

絶対に来るとわかっているのに逃げられない怖さといったらない。

理由は色々あって、まず大きめの音が怖いのと、他人と話すことが怖いのと、インターホンの電子音が怖いこと。

 

一応ひとつずつ説明していくと、最初の大きめの音が怖いってのは洗濯機の音とか、風呂場にあるうるさめの換気扇とかかな。

これらはなんだか急かされているような気分になって落ち着かない。

 

次に他人と話すことが怖いというのは、変だと思われるんじゃないかとか、悪口を言われるんじゃないかとか、相手から見た自分を過度に気にするから。今まで私が見てきた人の中には(当たり前化もしれないけど)大小関係なく悪口を言う人がたくさんいた。その場にいない誰かのことはもちろん、面と向かって遠回しに言われることもあり、それが続くうちに今生きているのは思いやりがなく他人を傷つける人間ばかりだと思うようになった。そうしてこれまで以上に人を信用できなくなり、人を避けに避けて生活をするようになった。誰にも会わないことで心の安定を手に入れた私は、他人に会うことが怖くなったわけです。

 

最後にインターホンの電子音が怖い理由。これはインターホンに限らず風呂のボイラーのスイッチも同じで無機質すぎて怖い。静かな部屋に鳴り響く音は、見えないものに脅されている気分になるから怖い。

何もない時の雑音発生装置としてテレビをあげさせていただくが、残念ながら我が家にはテレビがないのでその手は使えない。(これを書いているときに思いついた、音楽を流すという方法を早速試してみるーーー気分は落ち着かないままだけど、まあマシかも)

 

この日記を書いている間に荷物が届けばいいなと思っていたけど残念な結果になりました。

次は読書をして時間を過ごそうと思う。…まあドキドキびくびくしながら読みます。