通勤の時

 

どれだけ眠くても電車内で目を閉じることに抵抗がある。

疲れが勝れば目を閉じるが、それより他の場合はどこか1点を見つめるかスマホを触る。

人間への不快感が私自身顕著に出始めるようになってから、いかに人間を視界に入れないようにするか試した。

目を閉じるのが手っ取り早いと思い試してみたものの、視界に入らない人間が何をやらかすのか気が気じゃないので途中でやめた。

だから今は1点を見つめる人になった。これは無心でいやすい。無心に近いけど無心ではなく、気持ち悪いという感情は常に消えないんだけどね。消えるわけもない。