実家の人間

実家に来て父親と祖母と話すと思い出す、私が家を出た理由

「この人たちと暮らし続けたら私はイカれる」

これは今でも変わらない

 

2人とも、人に対する言動が無神経すぎる

特に祖母とは顔も会わせたくない、声も聞きたくない

昔虐待されたわけでも嫌なことを言われたわけでもない

ただこの人が嫌いなだけ

 

今日もたった1日泊まりに来ただけでいらついた

人をイラつかせる天才だ

その孫だと思うと頭が痛い

私もこの人と似たところがあるんだろうと思うだけで脱力する、悪い意味で脱力する

その人は

・人に意見を求めるくせに、意見と逆のことを言うと、無駄な一言を吐いてから人の意見にくだる

・「自分が一番苦労している、お前らは何もしていない。」と言葉に出して言う

・人の言うことを聞かない、というか自分に都合が悪いことは聞こえないようになっているとしか思えない

ああ、書いているだけで頭痛がひどくなってきた

 

次は父親

あの人は

・自分の意見を他人に押し付ける

・押し付け方は、「だめだ」と怒鳴るだけ

・気に入らないと怒鳴り散らす

・人の気持ちを考えてない

他にも書き足らないくらい受け付けないところがあるが、もう書きたくない

 

この人たちと同じ血が流れていて、この家で生まれ育った20年間で刷り込まれた、わたしの中にある「無神経」が嫌い

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い…

そうならないように気を付けてきたのに、家の人間ではない外の人間から見たら、わたしは無神経で失礼な人間に見られていると思うとショックを受けずにはいられない

そう、屈辱だ

 

母親に怒鳴り散らす父親が嫌いで嫌いで仕方なかった

何もできない、殺せない、殺せないんだ

今だって思う

今日だって考えた

包丁を使っているときに隣の和室に父親がいたときだ

この家は好きだ、広くて住みやすい

でもその中の人間が中身のないヤツだ

じゃあその人間がいなくなればいいのではないか

この包丁で殺してしまえばいいのか

父親を殺したら次は祖父母か

そうしたらわたしは捕まるな

殺人犯だ

取り調べを受けるのか

ダルいな

じゃあその後で自分も死ぬか

菜切り包丁だと突き刺せないか

じゃあ手首を切るか

痛いのは嫌だな

痛みがないのはからだの中から侵食していく病気は最高だな

はやく病気で死なないかな?自分…

で終わり、死ぬ勇気はないから想像で終わり

 

そして思う

この家を出て正解だったと

ただ毒されたわたしの頭はそう簡単に白くはならない

消えたいと願った

最初から存在しなかった人間のように、パッと消えたかった

自分自身はもちろん、荷物も記憶も何もかも消えれば気が楽だと思った

狂いそうだった

その気持ちも眠ることで紛れさせた

紛れてはいなかったけど、自分の脳を支配していたその気持ちを小さく押し込めることはできていたのだと思う

 

ああ頭が痛い

痛い

もう消えてしまえたらいいのに