持論の押し付けは迷惑

お酒の席で仕事の話になった。

同じ部署のメンバー5人、内訳が中堅2人、新人3人。

年齢は20~30代。

 

 

最初に面白くもない下ネタを聞かされ、中堅の自慢話を聞かされる。

「困ってることあったら何でも言えよ、口聞いてやるから」

だって。

自慢話:上の「」の言葉=9:1

自慢話の接続詞程度にしか聞こえない。

自慢話って誰得なの。

顔ひきつりそう。

 

 

飲み会の終わりの方になって、中堅1人の悩み相談になった。

内容は、同僚と仕事にとりかかるときの話。

簡単には言うと、

①同僚の消極的な態度への不満

②セットで評価されることへの不満

③単純に嫌い

というようなこと。

このペアは、どちらも、俗に言う仕事ができる人達。

仕事なんだからその人に合わせる、というのも重々承知しているはず。

それでもストレスは溜まるものだから、それを吐き出して少し冷静になりたいんだと思う。

その吐き出す場所が飲み会ですよね?

(「それは違う」って人がいたらごめんなさい。)

その悩みに対して、もうひとりの中堅が言いました。

 

「それじゃあダメだ(即答)。○○の時はこうしないと。俺の時は━━━(以外自慢話)」

 

とまあこんな感じで。

正直この答え方って、相談者に更にストレスが溜まるだけでは?と思いました。

答え方に決まりはないですが、(相手が正気な人なら)ひとまず相手の話を聞いて、落ち着いた声で控えめに自分の考えを伝えるだけでいいのでは?

他人の意見をどう受け止めるかは別として。

相談者に対して、否定と自慢話をくっつけて披露する人って何なのかな。

まず最後まで話聞けよ。

あなたの自慢話を聞きたい訳じゃない。

ってね。

当の本人は、よかれと思って言っているんだろうな。

 

私の場合、切羽詰まって相談する時は、だいたい、抱えている問題を解決したい時。

自分の納得できない答えが返ってくることが大半だけど、一晩おいて言われたことを冷静に考えると、ひとつの解決方法として捉えることができる。

ただ最近、その解決方法が必ず正解ではない、ということがわかってきた(やっと)。

 

それでも私は、自分の意見より他人の意見の方が正しいと思っていて。

なぜなら、自分より秀でているところがあるから。

自分がバカだから。

自分なんかの意見なんて信用できないから。

 

私は今まで自分の主張をしてこなかった。

というより何も考えてなかったのかな?

わからない。

だからこそ、何も考えてこなかった自分の意見より、人様の意見の方が正しく聞こえた。

今もそうかも。

 

でも、何を基準に正しさを判断してるんだろう?と考えたときに、それは、その人個人の持論に基づいて出た答えだとわかった。

そこで、誰かひとりの意見が正しい答えではないと思った。

世間や社内の流れももちろんあるけど、自分の中の正解があっても構わないと。

(表面ではうまーくやらないといけないけど)

それが自然とできる人もいるかもしれないけど、わたしはそれができなかった。

今もかな?(これに似た表現が多いな)

でも、それでもいいということに気づけてよかった。

だからと言って、他の意見に耳を傾けなくてもいいわけではないけど。

 

だいぶ話があちこち行ってる気がしますが、今日は、自慢話ばかりする中堅の人にイライラした。というお話でした。

 

 

この手の話は、お酒の席じゃなくてもよくあるんだろうけど。